日足10本・20MA順張りトレード
今回は、前提条件が厳しい分、成功すれば大きな利益を得られる「日足」と「移動平均線」「ボリンジャーバンド」を用いた『日足10本・20MA順張りトレード』を紹介していきます。エントリー後には頻繁にチャートを確認しなくとも「100pips」以上狙えるため、兼業の方にもおすすめの手法です。
目次
時間足 | D1 |
勝率 | 75% |
獲得pips | 100~300pips |
損切り | -50pips |
保持時間 | 数日 |
タイミング | 月数回 |
使用 | 移動平均線、ボリンジャーバンド |
手法の概要
この手法は「20MA(20日移動平均線)」を「D1」の終値ベースで抜いたタイミングでエントリーする手法です。ローソク足が10本以上20MAを下回っていた終値が上抜いてきた場合には、そのまま上昇トレンドとなる可能性が高く、これは下回っていた期間が長いほど、より効果的になります。また「ボリンジャーバンド」の上下ラインが上昇傾向(幅が広がっている状態)であれば、さらに確実性が増します。
手法の手順
前提条件
- 「D1」にてトレンド形成中
- ローソク足の「終値」が10本以上「20MA」をが超えていない
上記の前提条件を満たしている状態で「トレンド転換」を確認したらエントリーの準備を開始します。トレンドが転換し「終値」が「20MA」を超えていた場合エントリーします。
決済は「ボリンジャーバンド」の上ライン(下降時は下ライン)にタッチした後「20MA」を割ったタイミングです。損切も基本的な考え方は決済時と同様で、エントリー後すぐに逆行し「20MA」を再び割ったタイミングで行います。
手法の具体例
下記画像のように、ローソク足が10本以上「20MA」の下にいるところから、ヒゲではなくローソク足の実体部分全体が上に抜けたのを確認したらエントリーします。(要は「終値」が「20MA」より上のある状態) 決済は「ボリンジャーバンド」の上辺にタッチし、そのまま「20MA」を割っているタイミングで行っています。
画像では短いトレンドに見えるため利益も少なそうに感じますが、この手法は「D1」で行っているため、この距離でも「310pips」も獲得できています。
まとめ
この手法は、エントリー条件や決済・損切りの条件が細かく決まっているので、機械的にトレードすることが可能です。前提条件が厳しいため、各チャート月に1回ほどしかエントリータイミングは訪れませんが、その分エントリーできた時の利益幅は大きく期待できるので、毎日複数の通貨ペアを確認し、チャンスを逃さないようにしてください。