BluetoothがPC上から突然消えたときの対処法
Windows10のPCを使用していて突然「Bluetooth」が使用できなくなった。そのような状況では当記事で紹介する方法が効果的です。設定箇所を確認しても、Bluetoothのオンオフ切り替えボタンがが存在しない。そんな状況になった際には是非ともお試しください。※下記、Bluetooth内蔵型PCでの対策となります。
目次
Bluetoothが消えた場合
「Bluetooth」が消えた場合、下記のような状態になります。※Bluetooth内蔵型PCの場合
- タスクトレイからBluetoothアイコンが消える
- デバイスマネージャー上にBluetoothが存在しない
- 設定内のBluetoothのオンオフボタンが表示されない
- UEFI上にはBluetoothが確かに存在している
「Windowsマーク(スタート)」>「歯車マーク(設定)」>「デバイス」>「Bluetoothとその他のデバイス」にあるBluetoothをオンオフに切り替えるボタンが表示されなくなったり、Bluetoothのトラブルシューティングをすると実行しても「Bluetoothデバイスが搭載されていません」といったメッセージが表示されるのでかなり焦るかと思います。
Microsoft公式の解決策を実施
まずは、Microsoftが公式に掲載している解決策を試してみましょう。原因不明の場合は特にこの方法を全て試すようにしてください。
- Windowsアップデートを実施し最新の状態にする
- Bluetoothの物理スイッチをオンか確認する(ボタンがある場合)
- Bluetoothデバイス側を確認する(電源オンオフ、充電があるか、等)
- PCが機内モードになっていないか確認する
- Bluetoothの設定がオンになっているか確認する
- デバイスを一度削除し再度追加する
- Bluetooth のトラブルシューティング ツールを実行する
- デバイスマネージャーにてBluetoothが最新化確認する
- デバイスマネージャーにてBluetoothを削除しPCを再起動する
完全シャットダウンを実施
Microsoftの公式解決策をひと通り実施しても復旧されない場合は「完全シャットダウン」を実施ください。やり方は、キーボードにて「Shift」を押しながら、PCをシャットダウン です。(強制シャットダウンではなく、通常のシャットダウン方法です) 私の場合は大方この方法で復旧しました。
Bluetoothが消えた原因
「完全シャットダウン」で復旧した場合「高速スタートアップ」というWindowsを早く起動するための機能が原因となります。「高速スタートアップ」は、シャットダウン時にデバイスドライバの状態を記憶しておき、次回起動時にドライバの初期化や読み込みを省略するというものです。
基本的には便利な機能なのですが、前回使用時にデバイスドライバでトラブルがあった場合、次回起動時にドライバが初期化されないため、今回のような現象が起こることがあります。「完全シャットダウン」を実施することで、保存していたデバイスドライバの状態を初期化することができるため、解決することができます。
完全シャットダウンで復旧しない場合
「完全シャットダウン」でも復旧しない場合は「完全シャットダウン」を実施後に「電源アダプタ」を抜いた状態で起動してみてください。(既に電源アダプタを差していない場合は、逆に電源アダプタを差して起動してみてください) 社内のシステム担当として5年以上勤務する中で、この方法で解決したことが数回ありますので、是非ともお試しください。