付箋(Sticky Notes)のデータをバックアップ・移行する方法
WindowsのPCには「Sticky Notes」というデスクトップ画面に張り付けることのできる付箋アプリが標準インストールされています。仕事でWindowsPCを使用している方は、メモやToDoリストとして「付箋」を使用している方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて「付箋のデータをバックアップ・移行する方法」を紹介していきます。
目次
Sticky Notes とは
「Sticky Notes」とは、Windows10のPCに標準でインストールされている付箋アプリです。「スタートメニュー」や「Cortana」から起動すると、デスクトップ画面上に四角い付箋が表示され、そこに任意の文字を入力することができます。付箋はPCのシャットダウン・再起動後にも残るため、仕事などでメモやToDoリスト代わりとして使われていることが多いです。
付箋の起動方法
「Sticky Notes」は下記の方法で起動することができます。また、初回起動時には「Microsoftアカウント」へのサインインを求められますが、そのまま「×」をクリックすることでサインインしないままの使用が可能です。
- デスクトップ画面左下「スタート(Windowsマーク)」をクリックする
- そのまま「付箋」と入力する
- 一番上に候補として表示される「付箋」をクリックで起動
付箋アプリのバックアップ方法
「Sticky Notes」のデータは隠しファイルとして「Cドライブ」内に「plum.sqlite」というファイル名で保存されています。バックアップを取っておきたい場合は、下記方法を参考に「plum.sqlite」を「USB」など他の媒体や「Googleドライブ」などのクラウド上に保存してください。
隠しファイルの表示方法
- キーボードにて「WIndowsキー」+「Eキー」を同時に押す
- 「表示」タブをクリックし「隠しファイル」にチェックを入れる
付箋データのバックアップ方法
- キーボードにて「WIndowsキー」+「Rキー」を同時に押す
- ファイル名を指定して実行に「%userprofile%」と入力し「OK」をクリックする
- 「AppData」フォルダをダブルクリックする
- 「Local」フォルダをダブルクリックする
- 「Packages」フォルダをダブルクリックする
- 「Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe」フォルダをダブルクリックする
- 「LocalState」フォルダをダブルクリックする
- 「plum.sqlite」「plum.sqlite-shm」「plum.sqlite-wal」ファイルを右クリックし「コピー」をクリックする
- バックアップの保存先を右クリックし「貼り付け」をクリックする
※作業完了後には「隠しファイル」のチェックは外しておいてください。
付箋アプリのデータ移行方法
先程バックアップしたファイルを移行先PC(Windows10)内の同じフォルダ内に上書きするだけで移行作業は完了となります。
隠しファイルの表示方法
- キーボードにて「WIndowsキー」+「Eキー」を同時に押す
- 「表示」タブをクリックし「隠しファイル」にチェックを入れる
付箋データの移行方法
- キーボードにて「WIndowsキー」+「Rキー」を同時に押す
- ファイル名を指定して実行に「%userprofile%」と入力し「OK」をクリックする
- 「AppData」フォルダをダブルクリックする
- 「Local」フォルダをダブルクリックする
- 「Packages」フォルダをダブルクリックする
- 「Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe」フォルダをダブルクリックする
- 「LocalState」フォルダをダブルクリックする
- バックアップ先の「plum.sqlite」「plum.sqlite-shm」「plum.sqlite-wal」ファイルを右クリックし「コピー」をクリックする
- 「LocalState」フォルダ内で右クリックし「貼り付け」をクリックする
- 「ファイルを置き換える」をクリックする
※作業完了後には「隠しファイル」のチェックは外しておいてください。