海軍大将緑牛はロギア系ではない!?能力と正体について考察
未だシルエットでしか登場していない新大将「緑牛」ですが、これまで植物に関するロギア系の能力者との考察がされていました。しかしストーリーが進むにつれて、そうでない可能性が浮上してきました。当記事では、そんな謎多き人物である海軍大将「緑牛」の能力について考察していきます。
目次
海軍大将
旧海軍大将
ルフィが海に出てからグランドライン後半の海「新世界」に入るまでの大将は「赤犬:サカズキ」「黄猿:ボルサリーノ」「青雉:クザン」の3人でした。それぞれ「犬」「猿」「雉」と「桃太郎」が通り名のベースになっています。
新海軍大将
「白ひげ海賊団」二番隊隊長のエースが処刑された「頂上決戦」以降は「赤犬:サカズキ」が「元帥」に昇格しており、それに伴い「青雉:クザン」が退役したため「藤虎:イッショウ」と「緑牛:??」が新たに大将として加わりました。
旧大将の能力
旧大将は3人とも「ロギア系」の能力者であり、通り名の色に対応した「悪魔の実」を口にしています。(もしくは、この能力から通り名が付けられたのかもしれません)
通り名 | 名前 | 悪魔の実 | 種別 |
赤犬 | サカズキ | マグマグの実 | ロギア |
黄猿 | ボルサリーノ | ピカピカの実 | ロギア |
青雉 | クザン | ヒエヒエの実 | ロギア |
緑牛について
90巻にて登場
新大将である「藤虎:イッショウ」については「ドレスローザ編」でガッツリ登場していますが「緑牛」については90巻でシルエットが登場したのみとなっています。登場した際に「面倒でもう3年は何も食ってねェけど!」と発言しており、食事が不要な体、もしくは能力者ではないかと予想されています。
この時点では「藤虎:イッショウ」についても能力については「重力を操る」ということしか分かっておらず「ロギア系」なのか「パラミシア系」なのかも分かっていませんでした。これまで大将が全員「ロギア系」だったため、新しい大将2人についても「ロギア系」ではないかと言われており、通り名の色から「重力」「植物」に関する能力者説が有力でした。
出典:ONE PIECE カラー版 90巻
藤虎の能力
新大将「藤虎:イッショウ」の能力は、重力を操る「パラミシア系」の「ズシズシの実」であることが明かされており、大将が全員「ロギア系」説は否定されました。
通り名 | 名前 | 悪魔の実 | 種別 |
黄猿 | ボルサリーノ | ピカピカの実 | ロギア |
藤虎 | イッショウ | ズシズシの実 | パラミシア |
緑牛 | ??? | ??? | ??? |
緑牛の体
「面倒でもう3年は何も食ってねェけど!」との発言をみるに「緑牛」は「食事不要のサイボーグ」もしくは「光合成可能な植物人間」なのではないでしょうか。「緑牛」と名前に「緑」が入っていることから後者である可能性が高いです。
緑牛の能力
「光合成可能な植物人間」という仮説が正しければ、体を植物に変えられる「ロギア系」か、植物を操ることができる「パラミシア系」のどちらかになります。(どちらにしても名前は「ショクショクの実」といった感じでしょうか)
自身を植物に変えて光合成を行っているのであれば「ロギア系」の可能性が高いですが、自身の毒の影響を受けていた「ドクドクの実」のマゼランや、自身の体を餅に変えることができるにも関わらず「パラミシア系」に分類される「モチモチの実」のカタクリ、といった例もあるので一概には言えません。また「藤虎:イッショウ」のみ「パラミシア系」というのも少し違和感を感じるので、新大将は2人とも「パラミシア系」で揃えてくるのではないでしょうか。
その他の可能性
これまで「光合成可能な植物人間」という仮説を中心に掘り下げていきましたが、もちろん他の可能性もあります。細菌を操る「パラミシア系」の能力や、長期間食事が不要な「ホライモリ」「ダイオウグソクムシ」「肺魚」「ワニ」や、食事不要の「仙人」、光合成できる特殊な「ウミウシ」といった「ゾオン系」の可能性も捨てきれません。これだけ挙げていればどれかは当たっていそうな気もしますので、今後の登場を楽しみに待ちたいと思います。