年収1000万円以上になるための5ステップ
誰しも一度は「お金持ちになりたい!」と思うものですが、その中で実際にお金持ちになるのは0.01%程度です。多くの人はお金持ちになるための方法すら分からないかと思います。今回はそのような方へ向けて「お金持ちになるための方法」を段階に分けて紹介していきます。
私自身、学生の頃から漠然と「お金持ちになりたい」と思うことが多く、現在まであれこれと模索・挑戦してきました。今の私は「サラリーマン」であり「ブロガー」であり「為替トレーダー」です。あれこれやって少しずつ稼いではいますが、今回紹介するステップでいうと、まだ1ステップ目です。
かなりゆっくりとした進み具合ですが、着実に前に進んでいます。皆さんは今どのあたりでしょうか?今回の内容を自分に当てはめて「自分は今何ステップ目なのか」「どこから始めたが良いか」と考えてみてください。
目次
お金持ちとはどのような人を指すのか
年収1000万円はお金持ちではない
お金持ちといえば「年収1000万円ある人」と想像する人が多いのではないでしょうか。しかし私はそうは思いません。一般的に「年収」とは、社会保険料や源泉所得税、その他の控除が引かれる前の「総支給額」を指します。日本は「累進課税」採用していますが「年収1000万円」ではその上限には届かないのです。これはつまり、日本政府が想定している「お金持ち」に届いていないことになります。
お金持ちの年収
では、日本でいうお金持ちとは年収いくらの人を指すのでしょうか。答えは所得税の税率の上限を見ればわかります。国内の所得税上限は45%。その対象は課税所得が4000万円を超える「年収4370万円以上」となっています。つまり日本では「年収4370万円以上」の人こそが「お金持ち」なのです。
いかに「お金持ち」になることが難しいかお解り頂けたでしょうか。「そんな年収どんなに昇進しても届かないよ!」と思った方もいるかもしれません。確かにその通りです。サラリーマンのままでは大半の人が叶えることができないでしょう。そこで今回は「お金持ちになるための5ステップ」と段階に分けて叶える方法を紹介していきます。
お金持ちになるための5ステップ
ステップ1.サラリーマン
まずは自分の軸を作ることが大切です。ここでは分かりやすく「サラリーマン」としていますが、フリーターや学生でも問題ありません。仕事でもバイトでも趣味でも、何でもいいので自分の強みや得意分野、好きなことを探っていきましょう。
ステップ2.副業
仕事やバイトになれてきたら「副業」を始めてみましょう。これは自分の仕事やバイトと同じ内容でない方が良いです。関連はしているが完全一致ではないようなものを探しましょう。
例)営業マンの場合、副業でも営業活動をするのではなく、そのノウハウを指導したり、ブログで発信したり、派生させた内容・もしくは全く異なった内容を副業とする。
ステップ3.脱サラ
「ステップ2」で利益が出始めたら「副業の収入が本業の収入を超える」ように試行錯誤していきましょう。1つの副業を深めていくのもありですし、いくつかの副業を掛け持ちして稼いでいくのもありです。
本業の1.5倍ほどの収入を6ヵ月以上出し続けることが出来たら「個人事業主」になるために「脱サラ」しましょう。これまで仕事と掛け持ちして本業以上の収入を出し続けていたので、その時間も全て「副業」としてやっていた内容に充てることで、より多くの収入を得ることができます。
ステップ4.起業
脱サラ後も利益を追い続けていると、必ず時間不足・人手不足に行き当たります。「もっと時間や人手があればさらに効率よく多くの利益気を出せるのに!」そんな状況になった際には、まずは「クラウドソーシング」などを利用して外注しましょう。ここで自分以外の時間を使ってお金を稼ぐ方法を身に付けます。
さらに大きく利益を出す目途が立ったら、思い切って起業しましょう。起業後には個人で始めた事業を企業規模で行いつつ、新たな事業にも挑戦していきます。
ステップ5.事業投資
ある程度会社が成長したらその会社に固執せず、売り払いましょう。この段階で結構な額を手にしているかと思います。この大金を使用して、人の事業に投資していきます。もちろん投資する際には見極めが重要になりますので、ビジネスプランだけでなく、具体的な事業計画や他の投資家との意見交換などを行い、できるだけリスクを排除して投資しましょう。こうして「事業投資家」と呼ばれるようになった頃には「年収4370万円」を超えているかと思います。
お金を稼ぐ場を移していく
なぜ事業投資なのか
なぜお金持ちのゴールが「事業投資家」なのでしょうか。それは、お金がお金を生むマネーサイクルを形成できるからです。「サラリーマン」「副業」「個人事業」「起業」ここまでは自らの手で自らの時間を使ってお金を生み出しています。しかし「事業投資」は違います。投資した後にお金を稼ぐのは「他人の事業」なのです。
投資後は、自分の時間も労力も使わない。しかしお金は増え続ける。これがお金持ちがよりお金持ちになっていくカラクリです。時間は皆平等で、労力は有限。そんな中でお金を増やし続けるには「事業投資」という選択しかありません。
ゴールを変えなければ飛ばしても良い
今回「5ステップ」で紹介しましたが、スタートはどこからでも構いません。大事なのは「事業投資家」をゴールとすることです。国内で最もお金を稼いでいる孫正義さんも実は「事業投資家」です。調べるとすぐに分かりますが「ソフトバンク」は、回線事業以上に事業投資により大金を稼いでいます。
他にも国内で有名なお金持ちを調べてみてください。大半が「事業投資家」であることに気づかされます。これが「お金持ち共通点」なのです。「お金持ちの大半が「事業投資家」なのだから「お金持ち」になるために事業投資家を目指す」というのは妥当かと思います。
今の自分を見直してみる
冒頭にも書きましたが皆さんは今、どのステップにいるでしょうか。まだ「ステップ1」だという方も、それ以前だという方も、焦る必要はありません。まずは自分の軸をしっかりと見定めることから始めてください。
まだこのステップに入ることができないと感じた方は「転職」「副業」「バイト」「趣味」など、新たに何かを始めてみることからスタートしてみると良いかもしれません。